
1967年『目明しポリ吉』(「ぼくら」掲載)でデビュー。1968年『ハレンチ学園』を「週刊少年ジャンプ」で連載開始。社会現象となる。1972年にはテレビアニメーションの企画と同時並行し『デビルマン』を「週刊少年マガジン」に、『マジンガーZ』を「週刊少年ジャンプ」に連載する。1973年には『キューティーハニー』を「週刊少年チャンピオン」で連載。ギャグ・コメディからダークファンタジー、SF、ホラーなどその作品は多岐にわたる。2024年現在も連載作品を持つ。2019年には、フランス政府から芸術文化勲章(シュヴァリエ)を授与された。
主人公が巨大ロボットに搭乗し、異形の敵と戦う。
1972年。永井豪は、テレビアニメーションとマンガ連載の企画を同時並行で立ち上げ、その作品世界とキャラクターグッズをつなぐことで、現在につながる巨大ロボットの作品世界とマーケットを創造した。ここから始まった流れは、『ゲッターロボ』(1974–)、『機動戦士ガンダム』(1979–)、『新世紀エヴァンゲリオン(1995–)』へと繋がっていく。
『マジンガーZ』に続き、『グレートマジンガー』(1974)と『UFOロボ グレンダイザー』(1975–)がシリーズ続編として制作され、アジア〜ヨーロッパ〜中南米で大ヒット。グレンダイザーは『グレンダイザーU』として2024年に再びアニメーション作品化された。