作品について
「この世界は……」
「海に沈む!!!」
ベガパンクの衝撃的な配信が続く未来島。
「空白の100年」「古代兵器」「稀有な種族」、様々な謎がすこしずつ紐解かれていく。
さらにベガパンクは告げる。
ゴール・D・ロジャーが死んで24年、“白ひげ” エドワード・ニューゲートが死んで2年。伝説達の陥落は「新時代」の幕開けに過ぎないと。
「新時代」が、世界の真実に近づいているのだと。
かつてロジャーの放った台詞が浮かぶ。
「おれの財宝か?欲しけりゃくれてやるぜ…」
「探してみろ、この世の全てをそこに置いてきた」
そうなるように仕掛けたのか、真意はわからない。
しかし結果として、「それ」を手に入れる者に世界の運命は委ねられる。
“ひとつなぎの大秘宝”を手に入れた者に。
*プリントにサイン(印判)
*綿花を原材料に用いる用紙の特性上、微細な黒点が混じる場合があります。また活版印刷の微妙な色ムラ、微細なインキの飛沫の付着が起こる場合もあります。ご理解のうえ、お申し込みください。
1992年『WANTED!』で週刊少年ジャンプ・手塚賞受賞。1997年『ONE PIECE』の連載を開始。同年コミックス1巻発売。1999年にテレビアニメ化される。2012年、初の展覧会『ONE PIECE展』を開催。
1992年、『WANTED!』で第44回手塚賞準入選(「月火水木金土」名義)。
1993年、『一鬼夜行』で第104回ホップ☆ステップ賞入選。2006年、 『ONE PIECE』で日本のメディア芸術100選マンガ部門選出。2012年、 『ONE PIECE』で第41回日本漫画家協会賞大賞受賞。2018年、 熊本県民栄誉賞。
「ひとつなぎの大秘宝」をめぐる海洋冒険ロマン。モンキー・D・ルフィが海賊王を目指す。1999年テレビアニメ化。2015年6月15日、「最も多く発行された単一作家によるコミックシリーズ」としてギネス世界記録に認定。全世界累計発行部数は、2022年8月時点で5億部を突破している。


マンガの起源、活版平台印刷機に立ち返る
モノクロームの物語表現であるマンガは、その草創期から、最も原初的な印刷方式である活版印刷で刷られてきました。現在でも「週刊少年ジャンプ」をはじめとするマンガ誌は、カツリンと通称される活版輪転印刷で制作されています。
一方で、かつては校正刷や少部数印刷のために頻繁に使用されていた活版「平台」印刷機は、目にすることが稀になりました。特にA2サイズの印刷が可能な活版平台印刷機は、日本でも世界でも、稼働が非常に限られたものになっています。
もともと活版印刷に最適化した表現であるマンガを、現在考えうる最高のクオリティの活版印刷で作品化できないだろうか。
これが我々の問いでした。
物理的なインパクトのある表面
「週刊少年ジャンプ」の印刷を行う共同印刷株式会社の協力により、長野県・蔦友印刷株式会社に、現役稼働する活版平台印刷機と、この印刷機を稼働させられる熟練のスタッフが見つかりました。1960年代にドイツで製造された活版印刷機を用い、コットン100%のアート用紙「グムンドコットン マックスホワイト」に、強い印圧でプレスする。オフセット印刷でも、リトグラフ印刷でも、シルクスクリーン印刷でも不可能な、物理的なインパクトのある唯一無二の表面。そこに触れると、印刷面が凹んでいることが分かります。
2023年春。蔦友印刷の事業停止の連絡を受け、急遽、活版印刷可能な会社を探した結果、東京都内に2社、見つかりました。TOKYO LETTERPRESS(神楽坂)は、ドイツ製の印刷機が稼働。日光堂(浅草)は、日本製の印刷機が稼働。いずれも貴重な印刷機であり、機械の特徴、刷り方も異なります。各社の協力を得て、検証〜研究の結果、「The Press」シリーズを継続することが可能になりました。
マンガ作品はもちろん、希少になった印刷機と、印刷技術を後世に伝えていくことも目的にしたコレクションです。
オリジナルボックスにブロックチェーン連携販売証明書を同梱
すべての作品は、NFT管理サービス「Startrail PORT」に登録されています。NFCタグシール添付のブロックチェーン連携販売証明書を同梱(嘉瑞工房による活版印刷)。NFCタグシールをスマートフォンでスキャンすることでNFTの情報が閲覧できます。美篶堂制作の、集英社マンガアートヘリテージオリジナルボックスに収納してお送りします。
作品サイズ A2(420mm×594 mm)
使用用紙 グムンドコットン マックスホワイト
出力方式 活版平台印刷
セット内容
作品本体
ブロックチェーン連携販売証明書(嘉瑞工房による活版印刷・NFCタグシール連携)
マット紙
有害物質吸着特殊紙
取扱説明書
収蔵ケース
