作品について
『ジョジョの奇妙な冒険』の登場人物と、第3部「スターダストクルセイダース」から登場する「スタンド」を共に描いたリトグラフの連作。第1弾は、
空条承太郎/スタープラチナ
DIO/ザ・ワールド
東方仗助/クレイジー・ダイヤモンド
の3枚セットとなる。
*プリントにサイン(印判)
*ブロックチェーン連携販売証明書(嘉瑞工房による活版印刷・NFCタグシール連携)を同梱 *1通
*収蔵ケースは、グムンドゴールド-FS(プラチナ)に銀箔押し
*作品の四辺は手でカットするため、個体差があります。
*綿花を原材料に用いる用紙の特性上、微細な黒点等が混じる場合があります。またリトグラフ印刷の微妙な色ムラ、微細なインキの飛沫の付着が起こる場合もあります。ご理解のうえ、お申し込みください。
1980年、『武装ポーカー』で第20回手塚賞に準入選し、「週刊少年ジャンプ」でデビュー。1986年から同誌で『ジョジョの奇妙な冒険』の連載をスタートする。シリーズ累計発行部数は1億2000万部を超える。2025年現在、「ウルトラジャンプ」に『The JOJOLands』を連載中。
2009年、ルーヴル美術館の企画展に参加。『岸辺露伴 ルーヴルへ行く』(Rohan au Louvre)を発表。2013年には、全世界のGUCCI直営店でコラボレーションワークが展開される。2018年、国立新美術館(東京)で「荒木飛呂彦原画展 JOJO 冒険の波紋」を開催。現役のマンガ家の個展が国立の美術館で開催されたのは、これが初めてである。
荒木飛呂彦の代表作。シリーズの単行本は合計で100巻を超える。時代や国を超え、「ジョジョ」の愛称を持つ主人公が仲間と共闘し、宿敵に立ち向かう。2026年現在、第9部にあたる『The JOJOLands』を「ウルトラジャンプ」にて連載中。

リトグラフ プリント
リトグラフは、200年以上の歴史を持つ版画技法である。日本語訳として「石版画」があてられるように、石に描画したイメージを紙にプリントする技術として始まった。高度な技術をアーティストに要求するエッチング(銅版画)と異なり、技術的にはより容易にイメージを複製できることから、工業的な技術として使われ始めた。19世紀以降、エドガー・ドガ(1834–1917)らが着目し、刷師と共同で、この技法でしか作りえないユニークな版画作品を制作したことから、美術作品として認められはじめる。
現在の印刷が、原画を写真撮影もしくはスキャニングしたうえで印刷用の版を作成するのに対し、リトグラフでは版そのものにアーティストがイメージを描く。現在では、石ではなく金属版にイメージを描くことが多いが、この場合も版に直接、作家がイメージを描くことは変わっていない。このため、リトグラフ用の鉛筆やチョークで描かれたイメージは、直接、紙に描いたかのような質感をもって、紙に転写される。
一度描いた線は消しゴムなどを使って消せないこともあり、アーティストは緊迫感を持って手を動かすことになる。一方、我々はそこに、ゆったりと伸びる描線のたくましさや、すっと伸びる線の正確さと心地よさ、ざっくり粗く描かれたシャドウのリズムなどを感じることになる。
油性の溶剤(灯油など)で、油性描画部分を洗い落とすが、均一に塗られたアラビアゴムは乾燥すると油性溶剤では流れ落ちることはない。描画部分のみが消えることになり、ピンク色のラッカーと赤褐色のチンクター(Tincture)を塗布し、描画部分の親油性を補う。
印刷機にリトグラフ版を固定する。版にスポンジで適度に水分を与えたうえで、ローラーで印刷用油性インクをつける。このようにリトグラフは水と油の反発が原理となる「平版」であり、版には凹凸は無い。捨刷り用紙でテストプリント。インクの粘度と量を調整し、版の汚れ部分の修正などを行う。
複数の用紙に、階調を変えてテストプリントを行う。作家に提案し、用紙と階調などを最終決定する。
