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坂本 眞一
Shin-ichi Sakamoto

イノサン / マリー-ジョセフ・サンソン

A1(841 x 594mm), A2 (594 x 420mm),editions 5
作品ID
IR_RC_002_A1
作品サイズ
A1(841 x 594mm), A2 (594 x 420mm)
枚数
2
用紙
Velvet Fine Art Paper
販売形態
regular
エディション
5

ABOUT THE WORK


作品について

処刑人の剣を肩にかけたマリー-ジョセフ・サンソン。京都国立近代美術館で行われた「ドレス・コード?――着る人たちのゲーム」展のために描きおろされた。マリー・アントワネットを描いた作品と対になる。マリーが身にまとう18世紀の衣装は、同時に会場に展示された。

金糸やパールが輝く刺繍のディテールと立体感。あえて平面的、装飾的に縁取られた輪郭。ガーリーな色彩で描かれてはいるが、ギロチンや鎖、サンソン家の紋章を掲げた車輪など、モチーフは非常にハードである。

イバラをまとい、両腕を広げ、足を揃えたマリーの姿は、磔刑図を思わせる。

男と女。処刑される側と処刑する側…。

「不可能を可能にする」青い薔薇が咲き誇る中、マリーは不敵にこちらを見つめている。

*この作品は2枚セットです。
*プリントにサイン(直筆)

SOURCE ART WORKS’ INFO

初出
京都国立近代美術館『ドレス・コード?――着る人たちのゲーム』展
初出年
2019
制作方式
デジタル
パブリッシャー
集英社

ARTIST

Shin-ichi Sakamoto坂本 眞一

1972.07.19 ~

1990年、『キース!!』で「週刊少年ジャンプ」第70回ホップ☆ステップ賞入選。同作でデビュー。『孤高の人』『イノサン』『イノサン Rougeルージュ』の写実的な描写で知られる。『イノサン』より、フルデジタルでの作画を行う。デジタル作画に移行したことで「何度でも描きなおせる」「表現を突き詰める」ことができ、新たな世界が開けたと話す。

『孤高の人』が第14回文化庁メディア芸術祭優秀賞受賞。『イノサン』が第17回文化庁メディア芸術祭審査委員会推薦作品に選出、第18回手塚治虫文化賞ノミネート、マンガ大賞2015第7位。『イノサン Rougeルージュ』が第21回、第22回文化庁メディア芸術祭審査委員会推薦作品に選出。2021年現在、「グランドジャンプ」に『#DRCL』連載中。

TITLE

イノサン

掲載誌:週刊ヤングジャンプ〜グランドジャンプ
連載開始年:2012

18世紀・フランス革命期のパリを「無垢」に生き抜く、死刑執行人の兄妹を描く。国王ルイ16世の斬首刑を指揮したシャルル‐アンリ・サンソンと、妹マリー‐ジョセフ・サンソンを主人公にしている。続編として、2015年より「グランドジャンプ」で『イノサン Rougeルージュ』を連載。「すさまじい画力」「これはマンガなのか? 絵画なのか?」と多くの読者を驚嘆させる。2019年、宮本亞門脚本・演出による舞台「イノサンMusicale」が上演された。

制作技法

Archival Inkjet


アーカイヴァル インクジェット プリント

集英社マンガアートヘリテージはエプソンと業務提携し、カラーマネジメントのサポートとプリントを委託している。同社のインクジェットプリンタで使用される顔料インクは耐光性を備え、原画に使用された染料カラーインクが色あせてしまうような光のもとでも、オリジナルの色彩を保ち続ける。

EPSON print test petern s

インクジェットプリントは、紙などの素材に直接微小なインクの粒を飛ばして定着させる印刷技術。その方式には、大きく分けてサーマル方式とピエゾ方式がある。インクを加熱し、発生した泡を利用してインクを飛ばすのがサーマル方式。電圧をかけると変形する物質=ピエゾ素子の力でインクを飛ばすのがピエゾ方式。EPSONはピエゾ方式を採用し、進化させ、独自のマイクロピエゾ方式として確立させている。

ピエゾ方式のメリットのひとつに、インクの成分が限定されにくいことがある。インクに熱をかけないため、油性の顔料のように沸騰しにくい成分を使うことも可能である。これによりEPSONは、より耐光性・耐候性にすぐれたプリントの開発を目指してきた。特に顔料インクによるプリントは、高い保存性を持っている。

*強い紫外線の元での耐光性・高温多湿等の環境化での耐久性を保証するものではありません。ご注意ください。展示には紫外線カット効果のあるアクリルフレームの使用を推奨します。

マンガの原画、特に染料系のマーカーで着彩されたカラーイラストレーションは、非常に褪色しやすい。マンガ雑誌の表紙や口絵、コミックスのカバーのために描かれるイラストレーションは、もともと原画そのものが展示〜鑑賞されることを前提に描かれてはいない。印刷され、雑誌やコミックスとして読者の手元で見られることを想定して制作されているのである。線画をコピーしたうえに着彩されているものも多く、キャラクターと背景で切り貼りされているものもある。変色した色の修正を含め、これらの作品化にあたってはレタッチが必要となる。

Pahseone 1 s

2008年からマンガのデジタルアーカイブを進めている集英社では、当初は高精度スキャナEverSmart Supreme II、2015年からは高解像度のデジタルカメラPhase One IQ180により、カラー原画をキャプチャーしている。2020年からはPhase One iXH、Cultural Heritageシリーズを使用。商業印刷では再現できない色の領域まで撮影〜保存することができ、絵が描かれた紙のテクスチャーまでも取り込むことが可能である。

このデジタルアーカイブデータと撮影機材を活用し、原画が描かれた当時の色彩を復元すべくレタッチ。原画〜データ〜プリンタをつなぐ適切なカラーマネジメントを行い、プリントを行っている。

またデジタル作画された作品においては、商業印刷で一般的なsRGB領域ではなく、より広い色域を持つAdobe RGB領域でのカラーマネジメントとプリントを行い、深く鮮やかな色を表現している。

ブロックチェーンによる真正性担保

最高の品質を担保するため、各作品のエディションを限定。作品の情報とあわせて、作品のあらゆる履歴をブロックチェーン上に永続的に記録できるよう、スタートバーン株式会社が運営するNFT管理サービス「Startrail PORT」を採用。作品の価値を決める様々な情報を永続的に記録します。