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坂本 眞一
Shin-ichi Sakamoto

イノサン / 青いファーのマリー-ジョセフ・サンソン

A2 (594 x 420mm),editions 10
作品ID
IR_RC007_A2
作品サイズ
A2 (594 x 420mm)
枚数
2
用紙
Velvet Fine Art Paper
販売形態
regular
エディション
10

ABOUT THE WORK


作品について

青いファーのコートをまとう、マリー-ジョセフ・サンソン。金縁の額から抜け出してこちらに歩みだしてくるかのようだ。

ファーのコート、光沢感のあるブラウス、ぴったりと脚にはりつくレギンス、輝くバックルなど、色や形だけでなく、それぞれの質感までが表現されている。

「プレタポルテ」がファッションのシーンに登場するのは1950年代末以降であり、18世紀のパリには既製品の服を売るブティックなどどこにも存在しなかった。

自分の好みの服を見つけ、買い、着るという「自由」。タイムスリップして現代の衣装を身にまとうキャラクターは、軽やかで快活に見える。

ファッション誌「SPUR」2020年11月号の特集「POWER OF MANGA/漫画がモードを描くなら」に掲載された。

同時収録されるドローイングプリントでは、この作品の描きはじめがどのようなものであったかを鑑賞できる。

*この作品は2枚セットです。
*プリントにサイン(直筆)

SOURCE ART WORKS’ INFO

初出
「SPUR」2020年11月号
初出年
2020
制作方式
デジタル
パブリッシャー
集英社

ARTIST

Shin-ichi Sakamoto坂本 眞一

1972.07.19 ~

1990年、『キース!!』で「週刊少年ジャンプ」第70回ホップ☆ステップ賞入選。同作でデビュー。『孤高の人』『イノサン』『イノサン Rougeルージュ』の写実的な描写で知られる。『イノサン』より、フルデジタルでの作画を行う。デジタル作画に移行したことで「何度でも描きなおせる」「表現を突き詰める」ことができ、新たな世界が開けたと話す。

『孤高の人』が第14回文化庁メディア芸術祭優秀賞受賞。『イノサン』が第17回文化庁メディア芸術祭審査委員会推薦作品に選出、第18回手塚治虫文化賞ノミネート、マンガ大賞2015第7位。『イノサン Rougeルージュ』が第21回、第22回文化庁メディア芸術祭審査委員会推薦作品に選出。2021年現在、「グランドジャンプ」に『#DRCL』連載中。

TITLE

イノサン

掲載誌:週刊ヤングジャンプ〜グランドジャンプ
連載開始年:2012

18世紀・フランス革命期のパリを「無垢」に生き抜く、死刑執行人の兄妹を描く。国王ルイ16世の斬首刑を指揮したシャルル‐アンリ・サンソンと、妹マリー‐ジョセフ・サンソンを主人公にしている。続編として、2015年より「グランドジャンプ」で『イノサン Rougeルージュ』を連載。「すさまじい画力」「これはマンガなのか? 絵画なのか?」と多くの読者を驚嘆させる。2019年、宮本亞門脚本・演出による舞台「イノサンMusicale」が上演された。

制作技法

Archival Inkjet


アーカイヴァル インクジェット プリント

マンガの原画、特に染料系のマーカーで着彩されたカラーイラストレーションは、非常に褪色しやすい。マンガ雑誌の表紙や口絵、コミックスのカバーのために描かれるイラストレーションは、もともと原画そのものが展示〜鑑賞されることを前提に描かれてはいない。印刷され、雑誌やコミックスとして読者の手元で見られることを想定して制作されているのである。線画をコピーしたうえに着彩されているものも多く、キャラクターと背景で切り貼りされているものもある。変色した色の修正を含め、これらの作品化にあたってはレタッチが必要となる。

Pahseone 1 s

2008年からマンガのデジタルアーカイブを進めている集英社では、当初は高精度スキャナEverSmart Supreme II、2015年からは高解像度のデジタルカメラPhase One IQ180により、カラー原画をキャプチャーしている。2020年からはPhase One のCultural Heritageシリーズを使用。商業印刷では再現できない色の領域まで撮影〜保存することができ、絵が描かれた紙のテクスチャーまでも取り込むことが可能である。

このデジタルアーカイブデータと撮影機材を活用し、原画が描かれた当時の色彩を復元すべくレタッチ。原画〜データ〜プリンタをつなぐ適切なカラーマネジメントを行い、プリントを行っている。

またデジタル作画された作品においては、商業印刷で一般的なsRGB領域ではなく、より広い色域を持つAdobe RGB領域でのカラーマネジメントとプリントを行い、深く鮮やかな色を表現している。

ブロックチェーンによる真正性担保

最高の品質を担保するため、各作品のエディションを限定。作品の情報とあわせて、作品のあらゆる履歴をブロックチェーン上に永続的に記録できるよう、スタートバーン株式会社が運営するNFT管理サービス「Startrail PORT」を採用。作品の価値を決める様々な情報を永続的に記録します。