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久保 帯人
Tite Kubo

BLEACH / Returns

2023,edition 20
作品ID
BLE_TP_006
作品サイズ
A2 (594 x 420mm)
枚数
1
用紙
Gmund Cotton
エディション
20

ABOUT THE WORK


作品について

阿散井恋次、朽木白哉、日番谷冬獅郎、更木剣八、斑目一角……。

空間の霊圧が異様に高まり、帷が下り、現れた障子が左右に大きく開く。空に白い炎のように立ちのぼるエネルギー。

死神の力を奪われた黒崎一護を救うため、護廷十三隊のメンバーが尸魂界から降臨する。霊圧を分け与えた者たちの、雄々しい姿。心震わされるシーンである。

活版印刷を担当したのは、TOKYO LETTERPRESS(東京・神楽坂)。

細い線、スクリーントーン、深いスミベタを再現するため、5版に分けてプリント。左上の繊細な空までも、活版印刷でプリントされている。力強さとシャープさを同時に表現した作品。

*プリントにサイン(直筆)

*綿花を原材料に用いる用紙の特性上、微細な黒点が混じる場合があります。また活版印刷の微妙な色ムラ、微細なインキの飛沫の付着が起こる場合もあります。ご理解のうえ、お申し込みください。

SOURCE ART WORKS’ INFO

初出
「週刊少年ジャンプ」2011年37号
初出年
2011
底本
ジャンプコミックス 53巻
底本発売年月日
2011.12.02
制作方式
アナログ
マテリアル
紙にペン
撮影〜スキャンデバイス
Fuji film SCANART 560i
パブリッシャー
集英社

ARTIST

Tite Kubo久保 帯人

1977.06.26 ~

1996年『ULTRA UNHOLY HEARTED MACHINE』(「週刊少年ジャンプ増刊Summer Special」掲載)でデビュー。2001年〜2016年、「週刊少年ジャンプ」で『BLEACH』を連載。2018年、新作『BURN THE WITCH』を発表。2021年、新エピソード『BLEACH 獄頤鳴鳴篇』を公開。

2005年、『BLEACH』で第50回小学館漫画賞を受賞。2008年、コミコン・インターナショナル・インクポット賞を受賞。

TITLE

BLEACH

掲載誌:週刊少年ジャンプ
連載開始年:2001

突然「死神」の力を得た主人公・黒崎一護(くろさきいちご)を中心とする、バトルアクションストーリー。虚(ホロウ)と呼ばれる悪霊や、敵の死神達との戦いを通し、一護や仲間の成長を描く。2004年、テレビアニメ化。2016年、連載完結。コミックス全74巻の全世界累計発行部数は、2022年12月時点で1億3000万部以上。「週刊少年ジャンプ」2021年36・37合併号(8/10発売)で、新エピソード『BLEACH 獄頤鳴鳴篇』を発表。2021年12月より、『BLEACH』生誕20周年を記念し、原画展を開催。2022年、アニメ『BLEACH 千年血戦篇』放送開始。

制作技法

Flatbed Letterpress Print


活版平台印刷

モノクロームの物語表現であるマンガは、その草創期から、最も原初的な印刷方式である活版印刷で刷られてた。現在でも「週刊少年ジャンプ」をはじめとするマンガ誌は、カツリンと通称される活版輪転印刷で制作されている。

活版印刷は、印刷用の樹脂板に付着したインクを直接紙に押しあてて転写する、原初的な印刷方式である。こうした印刷がされることを前提に、マンガの表現は進化してきた。

例えば文字。マンガの文字組版では、ひらがなやカタカナがセリフ体(明朝体)、漢字がサンセリフ体(日本ではゴシック体と通称されることが多い)の「アンチゴチ」とよばれる書体が基本書体となっている。これはマンガの草創期、活版印刷で印刷したときに、可読性が損なわれないために選ばれたという話もある(「アイデア No.336」2009年9号・誠文堂新光社 参照)。またスクリーントーンによる表現も、グレーが表現できない活版印刷でグレーやパターンを表現するため、デザイン用の画材を流用したことからはじまっている。

活版輪転印刷は大部数の制作用のため巨大な再生紙のロール紙にしか印刷できないが、活版平台印刷機では様々な用紙にプリントを行うことができる。かつては東京都内を含め日本全国で見られた活版平台印刷機だが、オフセット印刷機にとって代わられ、現在は大型のものは見かけることが少なくなっている。

もともと活版印刷に最適化した表現であるマンガを、現在考えうる最高のクオリティの活版印刷で作品化できないだろうか。これが我々の問いだった。

活版平台印刷機を用い、強い印圧でプレスする。オフセット印刷でも、リトグラフ印刷でも、シルクスクリーン印刷でも不可能な、物理的なインパクトのある唯一無二の表面。そこに触れると、印刷面が凹んでいることが分かる。

作品によって、細い描線の繊細な表現とスミベタの力強い表現を両立させるため、複数の版を使用している。

マンガ作品はもちろん、希少になった印刷機と、印刷技術を後世に伝えていくことも目的にしたコレクションである。

蔦友印刷(長野)での印刷風景
TOKYO LETTERPRESS(東京・神楽坂)での印刷風景
日光堂(東京・浅草)での印刷風景

ブロックチェーンによる真正性担保

最高の品質を担保するため、各作品のエディションを限定。作品の情報とあわせて、作品のあらゆる履歴をブロックチェーン上に永続的に記録できるよう、スタートバーン株式会社が運営するNFT管理サービス「Startrail PORT」を採用。作品の価値を決める様々な情報を永続的に記録します。