
本展について
2025年11月12日(水)〜11月25日(火)まで、大丸京都店1階案内所前特設スペースにて。ACK(Art Collaboration Kyoto) 2025とあわせて出展。
マンガというアートを次世代に継承することをビジョンに掲げ、2021年にスタートした集英社マンガアートヘリテージ。これまでニューヨーク、ロサンゼルス、マイアミのアートフェアに参加し、2025年9月にはデ・ヤング美術館(サンフランシスコ)の「Art of Manga」展に招聘されました。2025年11月、京都で開催されるACK(Art Collaboration Kyoto) 2025に参加します。日本国内で開催されるアートフェアには、これが初参加となります。
同時に、京都市内の4カ所でサテライト展示を行います。
大丸京都店では、尾田栄一郎『ONE PIECE』、久保帯人『BLEACH』、池田理代子『ベルサイユのばら』、永井豪『マジンガーZ』など、これまで発表してきた様々な作品と新作を展示販売。店内に作品紹介用のテーブルを設け、お客様のご希望を伺いながらストックケースから作品をご覧いただけるよう準備しています。展示作品約24点、ストック作品約14点の予定です(ストック作品の観覧は、一組ごとのご案内のため、待ち時間が発生する場合があります。また混雑状況や時間帯によってご案内できない場合があります)。
また、今回はじめて発表となる、岡崎京子プリント作品と、伊藤若冲「花奔図」作品の一部も展示販売します(11月13日〜12月18日、京都アンプリチュードでシリーズ全作品を展示)。
内観・紹介映像
本展の作家
1992年『WANTED!』で週刊少年ジャンプ・手塚賞受賞。1997年『ONE PIECE』の連載を開始。同年コミックス1巻発売。1999年にテレビアニメ化される。2012年、初の展覧会『ONE PIECE展』を開催。
1992年、『WANTED!』で第44回手塚賞準入選(「月火水木金土」名義)。
1993年、『一鬼夜行』で第104回ホップ☆ステップ賞入選。2006年、 『ONE PIECE』で日本のメディア芸術100選マンガ部門選出。2012年、 『ONE PIECE』で第41回日本漫画家協会賞大賞受賞。2018年、 熊本県民栄誉賞。
1996年『ULTRA UNHOLY HEARTED MACHINE』(「週刊少年ジャンプ増刊Summer Special」掲載)でデビュー。2001年〜2016年、「週刊少年ジャンプ」で『BLEACH』を連載。2018年、新作『BURN THE WITCH』を発表。2021年、新エピソード『BLEACH 獄頤鳴鳴篇』を公開。
2005年、『BLEACH』で第50回小学館漫画賞を受賞。2008年、コミコン・インターナショナル・インクポット賞を受賞。
1967年、東京教育大学(現・筑波大学)在学中に『バラ屋敷の少女』でデビュー。1972年に「週刊マーガレット」で連載を開始した『ベルサイユのばら』がベストセラーに。1980年『オルフェウスの窓』で日本漫画家協会優秀賞を受賞。40代で音楽の道に進むことを決意し、1995年、東京音楽大学声楽科に入学。卒業後、ソプラノ歌手として舞台に立ち、オペラの演出も手がける。2009年、フランス政府からレジオン・ドヌール勲章を授与される。
1967年『目明しポリ吉』(「ぼくら」掲載)でデビュー。1968年『ハレンチ学園』を「週刊少年ジャンプ」で連載開始。社会現象となる。1972年にはテレビアニメーションの企画と同時並行し『デビルマン』を「週刊少年マガジン」に、『マジンガーZ』を「週刊少年ジャンプ」に連載する。1973年には『キューティーハニー』を「週刊少年チャンピオン」で連載。ギャグ・コメディからダークファンタジー、SF、ホラーなどその作品は多岐にわたる。2024年現在も連載作品を持つ。2019年には、フランス政府から芸術文化勲章(シュヴァリエ)を授与された。
1983年、『漫画ブリッコ』6月号でデビュー。『バージン』(1985・白夜書房)、『ボーイフレンド is ベター』(1986・白泉社)、『pink』(1989・マガジンハウス)、『東京ガールズブラボー』(1993・JICC出版局)、『リバーズ・エッジ』(1994・宝島社)、『私は貴兄のオモチャなの』(1995・祥伝社)、『ヘルタースケルター』(2003・祥伝社)、『うたかたの日々』(2003・宝島社)などを発表。
『ヘルタースケルター』で第7回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞、第8回手塚治虫文化賞・マンガ大賞を受賞。1996年、交通事故により、作家活動を中断。2012年、映画『ヘルタースケルター』(蜷川実花監督)公開。2015年、個展「戦場のガールズ・ライフ」が東京・世田谷文学館で開かれた。
展覧会情報