
本展について
北米で初めての大規模マンガ展。
荒木飛呂彦、尾田栄一郎、田亀源五郎、高橋留美子、谷口ジロー、山下和美、ヤマザキマリ、よしながふみらの作品を中心に構成。導入部では、赤塚不二夫、ちばてつやの作品も展示される。
集英社マンガアートヘリテージも本展に参加。
尾田栄一郎『ONE PIECE』、久保帯人『BLEACH』、池田理代子『ベルサイユのばら』、田名網敬一『TANAAMI!! AKATSUKA!!』のアートプリント〜着物などを展示。
また、PLAY! MUSEUMで開催された「ONE PIECE ONLY」展を、別会場にて巡回展示する。
チケットのご購入は公式サイト(※英語のみ)をご確認ください。

Artwork (from top left to bottom right) ©Fujio Akatsuka; ©Rumiko Takahashi/Shogakukan; ©PAPIER/Jirō Taniguchi, Masayuki Qusumi, FUSOSHA; ©Mari Yamazaki, Tori Miki/Shinchosha; ©Hirohiko Araki & LUCKY LAND COMMUNICATIONS/Shueisha; ©Kazumi Yamashita/KODANSHA LTD.; ©Gengoroh Tagame/Futabasha Publishers Ltd.; ©Fumi Yoshinaga/HAKUSENSHA, Inc.; ©Eiichiro Oda/Shueisha; “Hinemosu notari nikki” ©Tetsuya Chiba/Big Comic (Shogakukan)
内観・紹介映像
本展の作家
1992年『WANTED!』で週刊少年ジャンプ・手塚賞受賞。1997年『ONE PIECE』の連載を開始。同年コミックス1巻発売。1999年にテレビアニメ化される。2012年、初の展覧会『ONE PIECE展』を開催。
1992年、『WANTED!』で第44回手塚賞準入選(「月火水木金土」名義)。
1993年、『一鬼夜行』で第104回ホップ☆ステップ賞入選。2006年、 『ONE PIECE』で日本のメディア芸術100選マンガ部門選出。2012年、 『ONE PIECE』で第41回日本漫画家協会賞大賞受賞。2018年、 熊本県民栄誉賞。
1996年『ULTRA UNHOLY HEARTED MACHINE』(「週刊少年ジャンプ増刊Summer Special」掲載)でデビュー。2001年〜2016年、「週刊少年ジャンプ」で『BLEACH』を連載。2018年、新作『BURN THE WITCH』を発表。2021年、新エピソード『BLEACH 獄頤鳴鳴篇』を公開。
2005年、『BLEACH』で第50回小学館漫画賞を受賞。2008年、コミコン・インターナショナル・インクポット賞を受賞。
1967年、東京教育大学(現・筑波大学)在学中に『バラ屋敷の少女』でデビュー。1972年に「週刊マーガレット」で連載を開始した『ベルサイユのばら』がベストセラーに。1980年『オルフェウスの窓』で日本漫画家協会優秀賞を受賞。40代で音楽の道に進むことを決意し、1995年、東京音楽大学声楽科に入学。卒業後、ソプラノ歌手として舞台に立ち、オペラの演出も手がける。2009年、フランス政府からレジオン・ドヌール勲章を授与される。
1936 年、東京生まれ。武蔵野美術大学を卒業。1958年日宣美特選を受賞。60年代に、アメリカのカウンターカルチャー、ポップアートの洗礼を受け、アニメーション作品からシルクスクリーン、漫画的なイラストレーション、コラージュ、実験映画、ペインティング、立体作品など、メディアやジャンルに捕われず、その境界を積極的に横断して創作活動を続けた孤高のアーティスト。アンディ・ウォーホルとの出会いに触発され、現在に至るまで「編集」というデザインの方法論を用いながら、「アートとデザイン」、「アートと商品」、「日常の美」、「大衆とアート」といった今日の現代美術が抱える主要な命題に対して実験的な挑戦を試み続けた。その半世紀以上の創作活動を通して、戦後の日本を代表するPOP ARTの先駆者の一人として、世界的に高い評価を得ている。近年の田名網の主要な展覧会として、回顧展 「田名網敬一 記憶の冒険」(2024年、国立新美術館、東京)、「TANAAMI!! AKATSUKA!! That’ s All Right!!」(2023年、PARCO MUSEUM TOKYO、東京)、「世界を映す鏡」(2020年、Nanzuka Underground、東京)、個展「TOKYO POP UNDERGROUND」(2019年、Jeffrey Deitch、NY)、「Keiichi Tanaami」(2019年、Kunstmuseum Luzern、ルツェルン、スイス)、「The World Goes Pop」(2015年、Tate Modern、ロンドン、イギリス)、「International Pop」(2015年、Walker Art Center、ミネアポリス)など多数。また、MoMA( ニューヨーク )、Walker Art Center (ミネアポリス)、シカゴ美術館、M+(香港)、National Portrait Gallery (スミソニアン博物館、ワシントン )、ハンブルガー・バーンホフ現代美術館 (ベルリン )などのパーマネントコレクションに収蔵されている。
展覧会情報